photo by 山高神代桜の絶景|ZEKKEI Japan
山梨県の北杜市に位置する日本三大桜のひとつ、山高神代桜(ヤマタカジンダイザクラ)は、実相寺と言うお寺の境内にある江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)と言う、野生種の一つの桜です。
樹齢約2,000年になり日本最古の桜とも言われる山高神代桜は、歴史がある桜と言うだけではなく、日本で最大級の大きさを誇り、見ごろとなる花見シーズンには大きな巨木に桜の花を咲かせ、多くの花見客を魅了しています。
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山高神代桜の様子
最寄り駅と駐車場
【最寄り駅】
- JR中央本線「日野春駅」より「車」で約15分
【駐車場】
- 境内南側 約100台 有料
- 臨時駐車場あり
最寄駅からのアクセスはお世辞にも良いとは言えず、メインのアクセス方法が車、タクシー、バスとなりますので、移動時間という部分でネックとなりますね。
最寄りのバス停の牧原からだと徒歩で約30分ほどの距離となるので、車でアクセスした方が自由度は高いと思います。
車でのアクセスする場合は、国道20号線「牧原」交差点辺りより、誘導をする係りの人やのぼりばたによる道案内などもあるとの事なので、道に迷うという事もないかと思います。
注意点としては、
- 牧原の交差点より先の道は狭い事
- 狭い事もあり渋滞する
- バスなどの大型車も通行している
という事なので、イライラしないでゆとりをもって運転してくださいね。
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古木の花見を盛り上げる「神代桜まつり」
【お祭り名】
- 神代桜まつり
【例年の開催期間】
- 4月上旬~下旬
- ※桜の開花から散り終わりまで
【開催場所】
- 実相寺
例年桜の開花に合わせて行われる神代桜まつりは、地元の農産物の販売や、軽食が出来るお店の出店、花の販売などを中心としたお祭りとなります。
派手さのあるお祭りではありませんが、壮大な桜で目で癒され、お腹も満たせるのはポイントとなりますね。
実相寺 山高神代桜の見どころ
山高神代桜
まずは、山高神代桜の事ですね。
- 樹齢は約2,000年
- 木の高さ、約10メートル
- 目の高さに見える幹回りの太さ、約12メートル
- 最古で最大級の桜
- 大正時代に日本初の天然記念物に指定
- 特別天然記念物
- 日本五大桜
- 日本三大巨さくら
- 新日本名木百選
となっています。花見をする際にポイントになるのは、樹齢2,000年にもなる老木ではありますが日本最大級の非常に大きい桜という事ですね。
枯れる危機もあった事や再生するために行った事業で見事枯れることなく今も咲いている事を考えると、天然記念物などに指定されているとはいえ、非常に大切にされている事や、生命力を感じる桜です。
桜の種類
桜の本数は少ないながらも種類が濃い内容だったりするんです。
- 山高神代桜(ヤマタカジンダイザクラ)
- 染井吉野(ソメイヨシノ)
- 三春の滝桜(ミハルノタキザクラ)
- 根尾谷の淡墨桜(ネオダニノウスズミザクラ)
などと言うように、山高神代桜が1本の他、代表的なソメイヨシノだけでなく、有名な花見スポットの日本三大桜の苗木が植えられ咲いています。
つまり、実相寺には日本三大桜の一つと、小桜ながら日本三大桜の2つの桜が子孫として集まっているんですね。
境内を彩る花や景色
実相寺の境内には桜だけでなく、
- 8万本のラッパ水仙の花畑
- 背景に望む甲斐駒ヶ岳
が桜と一緒に見ごろを迎えます。
近くから見る巨木の山高神代桜だけでなく、遠目から見る足元には黄色のラッパ水仙と大きなピンク色の桜の木、そして晴れた日には青い空とのコントラストは、写真の撮影にも持ってこいと言えるでしょう。
桜の本数は全体的に少ないからこそ、じっくり桜の花見が出来るともいえます。
境内は約3,000坪ととても広いですが、じっくり回って花見をしてみてはいかがでしょうか!
実相寺の山高神代桜の基本情報
【名称】
- 実相寺(じっそうじ)山高神代桜(ヤマタカジンダイザクラ)
【住所】
- 〒408-0306 山梨県北杜市武川町山高2763
【例年の見ごろ時期】
- 4月上旬
【ビューポイント】
- 山高神代桜
- ラッパ水仙と桜
- 甲斐駒ヶ岳を背景とした桜
【注意事項】
- 花見宴会は禁止
【関連・公式サイト】
まとめ
アクセスは良くありませんが、山梨県で観光を予定するプランに実相寺の山高神代桜を組み込んでも良いですし、実相寺の山高神代桜を花見をする目的で行くのももちろん良いですね。
本数が少ないながらも大きな木が多いので、満開時の境内が桜で彩られますよ♪