photo by ばぁばのしゃしんおきば
福岡県八女市の黒木町は、市花として指定されているキレイな藤の花の名所が多く、中でも素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)に咲く樹齢600年を超えると言われる「黒木の大藤」は、国の天然記念物となっている歴史ある老木の藤の木になります。
黒木の大藤は、満開になると数千万と言われる花房が垂れ下がり、樹齢600年の大藤が見せる力強く美しい姿を見に、例年約20万人もの花見客を魅了しています。
黒木の大藤の様子
最寄り駅と駐車場
【最寄り駅】
- JR鹿児島本線「羽犬塚駅」より「バス」で約45分「大藤前バス停」下車「徒歩」すぐ
【駐車場】
- 素盞嗚神社境内 駐車場 約500台
最寄駅からのアクセスは、距離が離れているので電車だけでなくバスやタクシーなどの手段が必須となります。
久留米駅からのアクセスも出来ますがバスの運行は数日間の臨時シャトルバスの運行となるので、羽犬塚駅の方が総合的なアクセス面ではリーズナブルで安定していると言えますね。
車でのアクセスは、素戔嗚神社の駐車場として約500台の駐車スペースがあり、藤まつり期間中にはイベント会場となる場所での駐車スペースも開設予定となっています。
肝心の混み具合としては、アクセスの面で公共交通機関であっても距離が離れているという事もあり、車でのアクセスも多く渋滞するとの情報があります。
国道442号線沿いに位置していますが、442号線だけを利用すると渋滞に巻き込まれ、裏道を使用すると渋滞回避が出来るとあり、まさに急がば回れと言った道路状況となっています。
早朝に向かう事も渋滞回避のポイントにもなっており、人が少ない時間帯で写真もじっくりとれるポイントとなっています。
黒木町で盛り上がる「大藤まつり」
【お祭り名】
- 八女黒木大藤まつり
【例年の開催期間】
- 4月下旬~5月上旬
【開催場所】
- 素戔嗚神社
素戔嗚神社の境内にある藤棚の開花時期になると、八女黒木大藤まつりを開催されます。
境内には露店の出店が予定されており、境内の近くの広場では黒木の特産品などが販売される物産店も予定されています。
そして、黒木町でお酒の造られている「酒造の蔵」が解放され見学も可能となり、死因が可能でもちろん地酒の購入も出来ちゃいます。お酒の名前をいくつか抜粋すると、
- 大吟醸・純米酒などの日本酒「金襴藤娘(きんらんふじむすめ)」
- 麦・米焼酎の「黒木大藤(くろきおおふじ)」
と言った日本酒を中心として、焼酎や梅酒、限定販売のお酒など様々な種類のお酒が販売され、黒木の藤の花から採取された酵母を使用したお酒も販売ています!
お酒の名前も観光してきたお土産としても最適ですし、自分へのお土産としての楽しみも出来ちゃいますね♪
境内を幻想的に彩る藤のライトアップ
【例年のライトアップ期間】
- 八女黒木大藤まつり開催期間中
【ライトアップ時間(参考時間)】
- 18:30~22:00
【ライトアップの場所】
- 素戔嗚神社 大藤棚
大藤まつり開催期間中には、スポットライトの照明や、街灯によるライトアップが行われ、お昼の姿とはまた違う、頭上にはライトアップされた藤の藤棚トンネルをくぐりながら花見をする事が出来ます。
駐車場が少なく屋台などは開いていないとの情報がありますが、静けさのある境内はムードがありながら撮影もできる時間帯を作ってくれますね。
黒木の大藤の基本情報
【名称】
- 素戔嗚神社(すさのおじんじゃ)
【住所】
- 〒834-1217 福岡県 八女市 黒木町黒木5-2
【例年の見ごろ時期】
- 4月下旬~5月上旬
【ビューポイント】
- 下から見上げる大藤棚のトンネル
【注意事項】
- 節度をもって藤見をして下さい。
【関連・公式サイト】
黒木観光協会 http://www.townkurogi-ta.jp/
まとめ
黒木の大藤と知られる藤棚が咲く素戔嗚神社は、大規模な境内ではありませんが、国道にまで続く藤棚は満開時には見事な花を咲かせてくれます。
県外からも多くの観光客が訪れるという人気の藤の花の名所の黒木町の大藤の花を花見しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。