photo by にいやんのくるくる日記/ウェブリブログ
京都市中京区に位置する二条城は、世界遺産に登録されている京都の桜名所の一つで、城内の西側、南西、北西と3つのエリアを中心として、約400本、約50種類の桜が咲き乱れる花見の名所です。
国宝の二の丸御殿、特別名勝の二の丸庭園、重要文化財の本丸御殿など、桜だけでなく見どころも多いお城となります。
二条城の桜の様子
最寄り駅と駐車場
【最寄り駅】
- 地下鉄「二条城前駅」1番出口より「徒歩」すぐ
【駐車場】
- 二条場駐車場 216台 有料
二条城の駐車場は花見シーズンだけでなく観光スポットと考えると少ないかと思います。
その為、混みあう事が予想される花見シーズンには、車でアクセスするよりも駅からのアクセスが非常に良いので、電車の利用がおすすめとなってきます。
二条城ライトアップ
【例年のライトアップ期間】
- 3月下旬~4月中旬
【ライトアップ時間(参考時間)】
- 18:00~21:30
- ※受付時間は21:00まで
【ライトアップの場所】
- 桜の園
- 清流園
- 二の丸御殿台所
二条城の庭園などで、ライトアップされた美しい夜桜を花見する事が出来ます。
ソメイヨシノだけでなく、紅しだれ桜、里桜など約200本のライトアップが行われ、桜だけでなく、通路の足元も明かりがともされます。
ライトアップ期間中には、和装を着ている方は入城料金が無料になり、京都の名産品が販売されます。
通常の入場時間の終了時間17:00とライトアップされる夜の入城時間18:00で入れ替わる入れ替え制となる部分に注意が必要です。
お昼と夜のどちらの桜を花見するかは決めて置いて法がスムーズに花見ができるでしょう。
種類の多い桜と見どころ
二条城の桜の特徴でもあるのが、開花の時期が違う桜を約一ヶ月もの間花見できるという事です。
- 南門から西方向に位置する桜の園には里桜が多い
- 北大手門側に位置する清流園には山桜、ソメイヨシノを中心
- 城内の西側には八重紅枝垂桜が多く
- 香りのする滝匂い(たきにおい)という桜
- 濃い紅色の寒緋桜 (かんひざくら)
など約50種類の桜を楽しめますので、3つのエリアを中心に回って様々な桜を楽しみたいところです。
桜の種類が分からない、名前を知りたい方には、花見シーズンに「二条城桜マップ」が配布されているので、ぜひマップを見ながら各所を回って花見を楽しみましょう!
着物姿の女性が多く並ぶ「観桜茶会」
お祭りではないのですが、清流園にて「観桜茶会」と言うお茶会が開かれ、茶席券は入場料を含んで3,500円予定で、前売り券が販売されます。
このお茶会は、茶道流派の表千家によるお茶会となっており、表千家の関係者の方々が多く集まるとの事もあり、待ち時間が長いイベントでもあります。
着物を着た女性が多く参加されるようで、和を感じるイベントだと思いました。
ただ、約2時間程度は並ぶとの事なので、一般の参加となると気軽に参加が難しい部分は否めないですね。
二条城の基本情報
【名称】
- 二条城(にじょうじょう)
【住所】
- 〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541
【開城時間】
- 8:45~17:00
- 入城受付は16:00まで
- ※二の丸御殿観覧時間 9:00~16:00
【ライトアップ時間(参考時間)】
- 18:00~21:30
- ※受付は21:00まで
【例年の見ごろ時期】
- 4月上旬~4月中旬
【ビューポイント】
- 桜の園の里桜(サトザクラ)
- 二条城の夜桜
【注意事項】
- 緑の園仮設休憩所以外は飲食禁止
- 城内禁煙
- ※現在大休憩所を耐震改修工事を行っているの為、仮設の休憩所を利用する事になります。
【関連・公式サイト】
まとめ
二条城は、様々な種類の桜と共に、ライトアップされた夜桜に定評がある桜の名所です。
ライトアップ期間中の和装での入城料無料という事もあり、京都の雰囲気によく合う和装をして花見をするとお得に雰囲気良く花見を楽しめますよ♪